【ネタバレ有り】映画『モービウス』は本当につまらないのか?世界線について解説!

マーベル

なにかと話題のマーベル映画『モービウス』。ソニー発信の映画にも関わらず予告編にはマーベルの世界線の要素がたくさん登場していたためこの映画がどの世界線に属するのかが未だに判明しておらずファンの間では考察が尽きない事態に。

今回はその内容を早速観てきたので感想も話しつつ本作がどの世界線に所属するのかをメインに考察を書いていきます。

【ネタバレ無し】感想

筆者は公開日2日目のお昼の時間帯に観に行って、フロアごとに上映される作品が決まっている構成の映画館だったのですが、モービウスのフロアだけガラガラでいきなり不安になりました笑しかしいざ座ってみると席は8割ほど埋まりましたw

さて早速感想なのですが、前置きをしておくと本作の映画『モービウス』はジャーナリストによる先行レビューで酷評されているということでしばしば話題になっていましたね。

批評内容としては”全体的に一貫性がない”、”CGがひどい”、”エンドクレジットシーンがひどい”などといったものです。

結論からいうと筆者は全く気になりませでした。
ヴェノムにも引けを取らない映像力と十分すぎるほどのエンタメ性、問題なく最後まで楽しめる作品でした。

他の人の感想や評価をみていると結構ストーリーが薄いという意見も目立ちますが、これは確かに否めません。しかし筆者的にはこれは全く問題なくて、単純にヒーロー、能力者が活躍する様を鑑賞したくて劇場に足を運んでいるのでマイナスポイントにはなりません。

逆に言えば最近のマーベル映画はストーリーに凝りすぎる傾向があったのでこのくらいシンプルな方が個人的にはライトな内容で観やすかったですねw

良かった点

(C)2022 CTMG. (C) & TM 2022 MARVEL. All Rights Reserved.

もう少し具体的に評価点を挙げると、筆者は能力シーンの描写にものすごく好感度が上がりました。

というのもこの手の能力ものヒーローものというのは能力を得るまでの経緯だとか能力がどういう仕組みで機能しているのかが割とふわっと描かれがちで説明不足なまま話が進行して細かい理解は観客に投げられがちな事が多いです。

それと比べてモービウスはかなり丁寧にその仕組みや発動の仕方を観客に視覚的にも説明してくれるので簡単に受け入れやすい構成になっています。

そしてもちろん能力シーンの描写は迫力もあり、何より男の子が好きなタイプの厨二病能力なのでシンプルかっこいいですね笑

悪かった点

(C)2022 CTMG. (C) & TM 2022 MARVEL. All Rights Reserved.

これは尺の問題で仕方のない事かもしれませんが、気になったのは敵役のマイロというキャラクターの描かれ方でとにかく闇落ちのスピードが半端ないですw

幼少期から暴力的な側面があることもきちんと描かれていますが、それが長年の兄弟のような関係のモービウスと殺し合いにまで発展するので、ちょっとそこは頂けなかったですね。

血清のせいだけでは説明できないほど急に嫌なやつになってしまうので、元々上映時間が短めの映画なのでそこはもう5分マイロの描写に当ててあげても良かったなと思いました。

そしてさらに残念なのはラストの終わり方、マイロとの関係の決着のつきかたも腑に落ちないし、ああいう感じで終わるくらいならもう1展開モービウスの描写が欲しかったですね。

ネタバレあり考察

次のページからはネタバレにも言及しながらモービウスの世界線や今後の展開について解説をしていくのでまだ観ていない人は自己責任での閲覧をお願いします。

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